真の赤い糸


さっきまで黄色い声をあげていた周りの女子達が一気に静まりかえった…。


今、ものすごく注目されてるのが見なくてもわかる。

周りの視線が痛い…


浜崎「瀬川さ、最近よくここにくるよな。」


うそ…!気づいてたんだ…

浜崎「サッカーに興味あんの?」

千尋「わ…私は別に…」


浜崎「あ、わかった、もしかして誰か気になるやつがいるとか?」


千尋「え…べっ、別にそんなんじゃ…////」


浜崎「じょーだんだってじょーだん!」


周囲の沈黙なんてを気にせず彼はいつものように明るく笑う。


「おーい彰伍、続き始めるぞー」


浜崎「おう!すぐ行く!あ、そーだ…瀬川さ、携帯もってる?」

千尋「え…?もってるけど…」

浜崎「メアド教えてくれよ。前から知りたいと思ってたんだ。」


千尋「うん…いいよ…。」

浜崎「良かった、それじゃあ明日学校でな。」


彼はそう言って運動場に戻っていった。


千尋(うそみたい……明日崎矢君とメアド交換できるなんて………)



「なにあの子ー?」

「浜崎君に話しかけられるなんていいなー」

「アド交換とか言ってたよね」

「どーゆー関係ー?」




「恵梨花……………」


「……………」




「ねー瀬川さん、ちょっと話あんだけどいーかなー?」


……………


呼ばれる原因はすぐにわかった…



だって……その相手は中原さん達だから…………