「こら恵理奈!
授業サボってどこ行ってた!」

親友のにやけた顔に
無気力で答える。

「…別に…」

「何それ?
愛しの嘉瀬様の真似?」

机に脱力して突っ伏す恵理奈の

「嘉瀬様っていえば…
嘉瀬も授業サボってたよ。
珍しいこともあるよね?」

尋問が始まる。

「さあ吐け!
嘉瀬慶吾を唆し…
授業をボイコットさせたのは、
須田恵理奈…お前に間違いないな凶器はその巨乳だ!」

後ろから両手で鷲掴みし
揉み回す。

「止めてってば!
エロ親父みたい」

「何だ…嘉瀬と何かあったの?」

恵理奈の表情から
真面目に聞く気になったのか、
隣の椅子を引き寄せた。