満足しながら華を抱き締めた。 結婚 という鎖だってあてにならない。 だったら、俺が離さなければいい。 ずっとずっと、「イヤ」と言われても愛し続ければいい。 「……ん…」 「…おやすみ。」 華の寝息を子守唄にして、再び眠りについた。 きっといい夢が見れる。 そんな気がした。 華 愛してる。 聞こえてないだろうけど、抱き締めた手のひらから 触れ合った部分から たくさんの愛を伝えた。 .