年上王子と新婚旅行☆



チラッと啓飛を見ると…



「面倒なんだけど。」


「えぇ!?」



面倒!?なにが!?


啓飛を見たまま固まっていると、女将さんはにっこり笑った。




「それが偶然にも、槇原様のお部屋だけ花火が見えるんですよ。」


「え!?」



うそっ。すごい偶然っ!!



「じゃ、部屋から花火が見えるんだ!!やったね!!!」



ニコッと啓飛に笑いかけると、それとは反対にニヤリと笑った。


うげっ!!!///



すると啓飛はあたしの耳に唇を寄せ………





「じゃ、花火見ながらヤろうか…?新鮮だな。」


「っな!!?////」




.