チラッと啓飛を見ると… 「面倒なんだけど。」 「えぇ!?」 面倒!?なにが!? 啓飛を見たまま固まっていると、女将さんはにっこり笑った。 「それが偶然にも、槇原様のお部屋だけ花火が見えるんですよ。」 「え!?」 うそっ。すごい偶然っ!! 「じゃ、部屋から花火が見えるんだ!!やったね!!!」 ニコッと啓飛に笑いかけると、それとは反対にニヤリと笑った。 うげっ!!!/// すると啓飛はあたしの耳に唇を寄せ……… 「じゃ、花火見ながらヤろうか…?新鮮だな。」 「っな!!?////」 .