サンタクロースのような啓飛を見て笑っていると、本気で睨まれた。 ……うん。ちょっとはしゃぎすぎたかな? 啓飛の真っ黒なオーラに、固まってしまう。 「……よくやってくれたな… いらねえって言ったじゃん?」 「は、はぃ…」 「どうしてくれるワケ?」 「ぁ、あのぉ…」 ダメだ。 完全に怒ってる。 ここまでなってしまったら、さすがに歯向かえないワケで 無言で車に乗り込む啓飛に黙ってついていった。 「…ぁ、そうだ。」 「え…?」 .