ジッと見つめると、こちらに振り返って近寄ってくる。 …? 啓飛の手が頬を滑り、反射的に瞼を閉じる。 その瞬間、肩に温かいものが触れた。 ……? 首がくすぐったくて目を開けると、啓飛が首筋に頭を預けていた。 …え!!!!?///// そんな啓飛に、あたふたしてしまうあたし。 ここ、人たくさんいるのに!!! 「……け、啓飛…?」 「…消毒。 華が汚された。」 え…? 消毒…って? 「お前はもう、ガキじゃねぇんだ。ちょっとは警戒心もて。 …いいな?」 .