徐々に近づいてくる啓飛から逃げようとしても、狭い車内には限界がある。 すぐに捕まえられてしまった。 「…どうする?入りたいんでしょ?」 「そ、そりゃぁ……」 あたし、海とかプールとか大好きなんだもん。 泳ぎたいよ。 そんなあたしの言葉に、満足気に微笑む。 ま、またなんか企んでる!!!! 案の定、ニヤリと口の端を上げた啓飛は あたしの首筋を撫でた。 「っ!!?/// な、なに……っ」 「水着、返して って言ってみてよ。」 ……は、はぁ?? .