キミの隣に僕がいる


「あの、なんでそこまで分かるんですか?」

『私のね、私の大切な子が星校に通ってるの。雅くんと同じ学年なんだ。』

「そうなんですか…だから知ってたんですね。」

同じ学年に坂木さんの知り合いがいるんだ。

でも、6クラスもあるしきっと他のクラスだろう。

「その人って何組なんですか?」

でも、なぜか気になり聞いてしまう。

『雅くんと同じ…5組。女の子だよ。』

坂木さんの言葉でキミの顔が頭に浮かぶ。

いやいや、まさかそんなわけねぇじゃん。

ありえねぇしさ!

「名前、なんですか?」

でも、もしかしたら…。

5組の女子は18人いる。キミかもしれないという確立は1/18。
『…それよりっ!雅くんって好きな人いる?ほら、お店で彼女はいないって言ってたじゃん?』

何か、話を無理やり逸らされたよな?