キミの隣に僕がいる


時刻は21時。

部屋の中でベッドに倒れ込んで携帯を握り締めている自分がいる。

~♪♪♪

すると、待ってましたとばかりに携帯が歌いだす。

正確には、アーティストの着うただけど(笑)

「もしもし?」

『こんばんは!坂木です。雅くんだよね?』

陽気な声が携帯越しに聞えてくる。

「そうですけど。」

『よかったぁ。あのね、繋がるかテストしただけなの。』

…?テストって何?

じゃあ今日かけて来たのには、今後のアクセサリーについて話すことじゃないってことか?

「テスト?じゃあ繋げたんですし、切りますね。」

電源ボタンを押そうとしたら、

『待って!!』そう言われた。

『あのね、雅くんって星嵐高校だよね?』

「そうですけど。」

それがなんなんだ?

『あのさ、雅くんって転入生?』

「そうですけど。」

『もしかして今日転入してきた、とか?』

「なんでそんなこと知ってるんですか?」

怖くなってきた。なぜそこまで知ってる?

制服見ればどこの高校かわかるかもしんねぇけど、転入してきたとか普通わからないだろ?