キミの隣に僕がいる


浴室に向かうと、すでに風呂は沸いていた。

服を脱いで入る。

軽くお湯を身体にかけてから、

チャプンと音を立てて入った。

「ふぅ…。」

ため息が自然と出る。

今日はなんか散々な一日だったのかもしれない。

教室に入ったら驚かれるし、坂木さんまでにもなんか…。

初対面のはずなのにキミに泣かれるし…。

いいことと言えば、悟という友だちが出来て、

キミに恋をしたことだけ。

初恋は叶わないって言うけど、そうなんだろうか?

全員がそうなるわけじゃねぇと思うし…。

俺は叶うのと叶わない、どちらの組に入るのだろうか。

絶対に、叶うと信じて努力しねぇと!

とりあえず、せめて話しをしたい。

友だちからでいいから…。

友だちがダメなら、知り合いでも、同級生でもなんでもいいから。

キミと話しをしたい。

明日、学校来んのかな?

来たら、席も隣だし話しかけてやる。