その時だった
園田さんは俺を睨み付け
下の名前ってのはやりすぎた
って後悔して
見詰め合っていたその瞬間
――『バンッ』
勢い良く扉が開けられた
―――
―――
「麟太郎君から離れて!」
いきなり人影は飛び込んんで来ると
腰が上がらなかった俺の腕を引き上げた
ソノ「……あんた…何よ??」
「そっちこそ諦めたって言ったじゃん」
俺をつかんだ手は
白くて細くて
―――
―――
リン「……林さん?!!」
そう
林さんだった
彼女は俺を見上げて微笑んで見せた
可愛くて
小さくて
アキ「…麟太郎君はダメ」
………
………
ヤバい
ヤバいぞ俺
初体験――
『キュン死に』
ヤバい
ヤバい
ヤバい
ヤバい
ヤバい
きゅんきゅん
きゅんきゅん
しています


