妹系男子。




死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない
死にたくない




俺は恐ろしさのあまりに
膝を抱く様な形でうずくまった



『……麟太郎君??』


とうとうそれは俺に近付き
俺の背中に触れる


服の上からでも伝わる



氷の様に冷た……



………



………



……くない???



あれ??
なんで??

むしろ冷えた俺の身体には温かい



『……麟太郎君ですよね??』


俺はその声に恐る恐る振り返った



………



………



リン「えっと……園田さん??」


…だっけ??



ソノ「はぁーっい!」

その声はさっきのおぞましいのとは違う



……というか

こんな人だっけ??



前髪は長くて表情は伺えない
それに眼鏡が不気味に光る