俺達をかばったから
先生は嫌味を言われているんだ
「教師が教師なら、生徒も生徒ね」
でも先生は気にする素振りは見せない
ミヤ「はい、反省文と罰掃除札」
教材の中から取り出した二つを
俺達に柔らかな笑顔で渡した
……罰掃除札
持ち点が残ってても関係なしに
罰掃除義務を課せる札だ
リン「…どーも」
アキ「…有り難うございます」
一応受け取るけど雰囲気に飲まれそう
林さんも多分思ってる
「ねぇ先生、大体この生徒達は何故授業を受けていないんです??」
ミヤ「指導は済んだんですから、そのことはもう良いじゃないですか」
大人のしかも女性の口論
…オーラが凄い
「指導者として未熟な貴女が言うことなんて信じられないわ」
ミヤ「信じられないのは私が若いからじゃないですかね??」


