こんなにも
こんなにも俺は彼女が好きだ
まだちょっとだけ恥ずかしいけど
ちゃんと伝えられて良かった
………
………
リン「……俺達…また付き合える??」
アキ「今度は言えたね」
林さんの顔から満面の笑みがこぼれる
可愛くて、可愛くて
リン「ふふ……返事は??」
俺だって学びます
頭は軽いけどこの位はね
………
アキ「うん!」
リン「…何それ、良いってこと??」
アキ「どうかなー」
リン「えぇっ??…ちょっと待ってよー」
林さんは俺の方を見て悪戯に笑うと
扉の方にかけて行った
アキ「ふふふー」
リン「良いんだよね??」
アキ「えーっ」
リン「駄目なのー」
羽の様に身軽に林さんが逃げる
クルクルと回ったりしながら
こんなふわふわとした時間が来るとは
今朝からはとても考えられない


