強張った頬の筋肉が
緩んでいくのがわかった
質問に質問で返されるのは苦手なタイプ
だけど会話の裏に隠れていたものが
今ゆっくりにじみ出して
俺には感覚的にだけど
少しずつ伝わってきていたから
………
リン「……俺のこと好き??」
………
………
向き合ってからの俺達は
色々な表情をした
この一瞬のために
―――
―――
―――
アキ「……好き」
………
………
………
――その言葉
その言葉が聞きたかった
林さんの頬は更に赤く染まって
俺もまた増して火照ってきて
アキ「……好きだよ」
今度は不安の色をした目と
恥じらいを見せながら
―――
―――
―――
リン「……俺も…好き」
お互いに少しだけ微笑んで
恥ずかしくなってはにかんだ


