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リン「ただいま」
返事は壁に跳ね返った俺の声
昼飯を食べるには若干遅い時間
食欲もないんだけれどね
無意識で帰って来た俺には
寒かったこと以外の記憶がない
今日は何をする気にもならなくて
母さんに顔も見せないで部屋に行くと
すぐに布団に潜ることにした
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目が覚めたのは
いつもよりわりと早い時間だった
月曜日の朝は憂鬱です
「おはよう」
リン「おはよう、鈴」
鈴は既に起きていた
スズ「麟太郎、今日は鈴と学校行こ」
一昨日の俺はあのまま一度も起きることなく寝続けた
そして昨日
レッスンから帰って来た鈴に
林さんとのことを打ち明けたのだった
鈴は俺に
気を遣っているのかもしれなかった
取り敢えず今日のところは甘えよう
そうすることが互いの安心につながる


