妹系男子。




リン「有り難う、ヨシ」

ヨシ「あんまり気にすんなよな」


もう昼飯なんて食ってられません

何と言われても気にしますよ



ヨシ「取り敢えず、距離をおいてみてさ」

リン「……うん、それが良いね」



だってそうしてほしいんだよね??



これからが
憂鬱な俺の人生の始まりでした



―――



―――



―――



スズ「麟ちゃん……生きてる??」


リン「……取り敢えず死んでない」



俺はずっと死んだかの様に過ごした


寝たり転けたり
つまらない毎日にあくびしながら



――そして土曜日になっていた



スズ「鈴、今日もレッスンなんだよね」

リン「そっか、いってら」

スズ「うん、バイバイ」


鈴を見送った俺はソファーに横たわる



「麟太郎!!」

リン「わぁっ!」


大声に飛び起きた