妹系男子。




時間は昼休みです



「何よ、お礼言ってほしいくらいだし」


リン「ユカには何も頼んでないだろ」



また教室に来ました
ユカです



ユカ「ちょっとー、あんた鈴に言った??」


華麗に話題転換しやがる



リン「……は??」

ユカ「知ってると思って話したら、鈴キレちゃったんだよねー」



………は??



………は?!



リン「何でお前が言うんだよ?!」

ユカ「いやいや、昨日言っときなさいよ」



俺は何も言えなくなった


向こうにも一理ある

つか、こちらには御座いません



ユカ「ほら、あれ」

ユカが指す廊下を見る



リン「鈴?!」


鈴が凄い形相をしていた

悪魔さながら
鬼の様であります


こちらを睨んでいる


アイドルである事実が疑わしい



ヨシ「…行って来いよ」

リン「えー、一人で??」


ヨシ「双子の問題だろー」

リン「俺、死にたくないよぉ」