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噂ってそれか
リン「何で??」
レナ「鈴木君のお馴染みって子が」
やっぱりユカか
リン「高木、ちょっと来て」
レナ「え??…うん」
リン「イチも」
イチ「……わかった」
高木とイチを廊下に呼んだ
レナ「どうしたの鈴木君??」
もう知ってても高木には
俺の口からちゃんと言いたい
イチにだって
………
リン「俺、林さんと付き合うことになった」
はっきり言えた
「おいおい、聞いたか」
「麟太郎がねー」
「ミス田中だぜ、良いなー」
「麟太郎君に彼女だって」
「えー、嫌だぁ」
「林さんには勝てないよ」
教室の人達は聞き耳を立てている
もう、回りを気にしない俺は
わりと平気でいられた
イチ「……そっか」
レナ「本当なんだ」


