妹系男子。




扉を開ける


ヨシ「おはよー」


先に入ったヨシに着いて行った



………



だけどこの教室はいつもとは違った

皆ソワソワして、こちらをチラチラ見た



リン「……え、何??」


返事はない


首を傾げつつも席に着いた



リン「おはよう、イチ」

イチ「……おう」


心なしかイチも素っ気ない



まったく何なんだ??



「鈴木君」


その声に顔を上げる



リン「あ、高木」


高木だった



レナ「皆、鈴木君の噂で持ちきりだよ」


リン「……俺の噂??」


噂に良い思い出は御座いません



リン「高木、言って」


高木と俺の距離はこの前縮んだ

高木なら本当のことを言ってくれるだろう



レナ「嘘なら否定してほしいんだけど…」

リン「うんうん」



………



………



レナ「林さんと付き合ってるの??」


リン「……え?!」