リン「いたよー」
アキ「誰、私の知ってる人??」
リン「うん、多分ね」
この前会ったし
リン「中さんだよ」
そこで何故か林さんの笑顔は消えた
アキ「…中さんか……この前一緒に」
リン「うん、遊園地行った時にいた」
林さんは保健室を隅から隅まで見回した
リン「どうかした??」
アキ「中さんて……どんな人??」
リン「見た目は大人しい人なんだけど、本当は凄く面白い人」
アキ「面白いんだ??」
リン「うん、ヤバいくらい」
林さんもなかなかだけど
中さんのそのギャップはなかなか
アキ「面白い人好き??」
リン「うん、嫌いじゃないね」
アキ「私も面白くなりたいなー」
リン「え、何て??」
アキ「何でもなーい」
林さんはくるくる回りながら
にこやかに立ち上がった
アキ「身体はもう良いの??」
リン「うん、有り難う」


