リン「……え?!…ごめん、そういうつもりじゃ…」
レナ「うん、わかってる」
高木は今までとは違う
そんな表情ばかりを見せた
リン「高木、俺……」
レナ「うん、はっきり言って」
思ったこと
思ってたこと
はっきり言わないといけない
そう感じた
リン「高木のこと苦手だった頃もあった」
ほら、女子の友達少ないし
リン「だけど、毎日話し掛けてくれるのって高木くらいだったし」
正直、高木と話すみたいに
話せる女子は他にいない
リン「女子で一番、話せると思う」
高木は静かに聞いていた
リン「多分、好きなんだと思う」
高木は表情を変えなかった
―――
―――
―――
リン「でも……恋愛対象じゃない」
そして深くうなづいた
リン「……これからも友達??」
レナ「そうだね」
高木ならこれからも友達でいれると思う
気付いたら
友達だったんだ


