リン「一緒かぁ、何だ良かったー」
アキ「すっごく楽しみだねぇ」
微笑む林さん
自然とこちらにも笑顔が戻る
話ながら歩いていると、駅ももうすぐ
「麟太郎ーっ」
「遅刻ーっ」
ヨシとイチの声
話に夢中で遅刻していたのを忘れていた
リン「ごめん、ごめん」
最後だけちょっと小走り
イチ「お前、また寝坊だろー」
ヨシ「麟太郎の分も買っといたから」
ヨシの手には乗車券
隣の隣の隣町まで電車で行きます
イチ「あ、一緒に来たんだ」
気付いたらイチは林さんの隣にいた
アキ「信号の所で会ったの」
やっぱりイチが林さんを誘ったのか
そういえばヨシは誰を誘ったんだろう
イチはその人がヨシの好きな人だって
辺りを見回す
目に入ったのは
「あ、鈴木君おはよう!」


