─Quality of love─



俺は突然、急激萎えて
実花の肩をおさえ自分の上体をおこした。


キョトンとする実花。



俺は手早くボタンを閉めて

「俺、帰るわ」


その一言だけを言い残し、呆然とする実花を背にした。



扉が閉まる音が虚しく実花の部屋に響きわたっていた。