─Quality of love─



テーブルを囲む三人。
笑い声はたえることがない。
奇妙な朝食会。


「どうだ、潤。うまいだろ!」

「すごく、おいしいです。料理上手なんですね」

添加物満載の食品を噛み砕く。


「やだぁ、二人とも!お世辞がうまいのね」


「じゃあ、俺そろそろいってきます」


ごゆっくり

と言い残して、席をたった。