莉香の長いまつげをみてため息がもれる。 「もう…こういうのやめろよなぁ…」 聞いているのかいないのか、莉香はほんのり笑いながら目を閉じて俺の左胸に耳を押し当てているだけだった。 俺はもう一度、ため息をついた。