目が覚めると知らない女のベットにいた。 寝返りをうつとお嬢様チックな女が規則的な寝息をたてて熟睡している。 ……こいつ誰だっけ? 思いだそうとしてもアルコールによる頭痛が酷くて思い出せない。 思い出せないというのなら、それくらいの価値の人間なのだということにして無理に昨日の記憶を探るのをやめた。 ため息をついて、不必要に高い天井を眺めると空虚感がまして喉をかき乱すような訳の分からない苛立ちに襲われた。 俺はベットから身をおこし服を着て、知らない女の家をでた。