私は肯定の意味を込めた笑顔で返事をする。 「ここで待っててね」 すっと肩から手を離すと、真季達と戦っている那波に加勢にいった。 ――――強い。 ばったばったと倒れていく真季の仲間達。 「くっ!!」 「はぁっ」 ギリギリの戦闘。 独特の空気が、場にたちこめる。