夜の一息ついた時間に執筆開始。

執筆の準備も万全だ。

ケータイもフル充電完了。

テーブルの上にはミルクティー。

BGMとして薄くジャズを流す。

自分にとって最高のリラックスの時間。

そして執筆に忘れてならない重要なアイテム。

モデルとなる自分の周りの人が写っている写真。

会社の面々は社員旅行の写真、家族は去年の夏の家族旅行の写真、たくさんいる友達の写真はカラオケパーティの時の写真。

自分の写真コレクションがアルバムにビッシリと収められている。

何にも変えられない宝物。

その白い表紙のアルバムをめくりながら今日の『ケータイ小説』の構想を練る。

思わず笑みがこぼれる。



『……今日は、誰に、誰を、殺してもらおうかなぁ……。』



一日で一番、楽しい時間。