ちゅんちゅん・・・

小鳥のさえずりで目が覚める。

時間は・・・

6時ちょうど。

私は部屋をでて、顔を洗いリビングに行く。

ちょっとゆっくりしてから朝食をつくろうと思いソファーに座ろうと思ったがおにいちゃんが寝ていた。

帰ってからそのままここで寝たのかな?

「風邪ひいちゃうよ・・・」

私は小さな声で囁きお兄ちゃんに毛布をかけた。

お兄ちゃんがソファーで寝てるから座れない。

だから、そのまま朝食を作った。

がちゃ

リビングのドアが開く。

「おはよ。真緒」

弟の修也が言う。

「おはよ。修也」

世間からしてみれば弟に呼び捨てにされるのは変だけど私はなんとも思わない。

「修也」

私は修也を呼ぶ。

「ん?」

「昨日何時に帰ったの?」

昨日10時になってもかえってこなかったから心配になって聞いた。

きっと集会が長引いたんだと思う。

でも私は、帰りが遅い2人を心配した。

「1時だけど」

1時?!

て今日じゃん!

「兄貴は?」

修也が聞く。

「ここで寝てる」

私はおにいちゃんが寝ている方を指差した。

「もうご飯出来てるからたべよ」

「あぁ」

私はおにいちゃんを起こした。

お兄ちゃんはだるそうに起きる。

なんかカッコいい・・・

修也も勿論カッコいいけど・・・

2人とも身長が高い。

私は150cmでちびだけど・・・