だがやはりそんな事いっても、あたしは女だ。


あと少しの人数だが・・・


まじで限界に近かった時。



神様なんて信じてなかった。
でも絶対あの時はいたんだと思う。



角材のロープを切ったことにより角材が倒れその衝撃で他のパイプなどのロープも切れたらしく。



一瞬のその音に気付いた。


あたしは一目散に最後の力をだし女の子を抱き走った。



そうすると「ガラン!ガラン」っと鉄の音や
下敷きになったやつの悲鳴が聞こえた。



女の子を抱きながら。



あたしは勝ったんだっと思った。