「ふふ、よく言われる。男なのかな?笑 なーんてこれでも女の子だけどっ♪あたしは安部 唯です-アベ ユイ-」




「ユイちゃんかよろしくね?俺は叶 龍貴。」



俺もなんか言わなきゃな・・・
そう思ったら、女ことユイが目を急に大きくさせてから。




「あぁーっ!あたしあんたの名前知らない。」




顔を膨らませて言う顔は、なんともさっきの怖い顔とはうってかわって。可愛い顔だった。




俺もつい笑顔で言っていた。


「俺は高崎 龍。よろしくなユイ。」



これが俺たちの出会い。


そしてこの女の・・・


伝説が始まるのだった。