伝説の女[完]

「じゃあ、はっきり言うけど、もしもよもしもその義理の母親はあんたの父親に騙されたとしたら?」



俺は意味がよくわからず聞き返した。



「ああ?どういう意味だ。」


女はすぐに言ってきた、


「あんたの父親もしかして女好き?」



聞かれて考えたが親父は無類の女好きだ。
お袋だって何度泣かされたことか・・・。



だから俺は「ああ、そうかも」と答えていた。



そしたら、女はふーっと溜息をついてから。



「やっぱり、まあもちろん可能性の1つとして聞いてね?でもありえない事じゃないからね?」


俺は少し考えたが頷いた。



続けて女は言った。