頭を撫でられなんだか懐かしい気持ちや、いろんな思いが交差して・・・



ついポロっと話しはじめていた。


義理の母親の事、タツの事。



話している間は、女は真剣な顔でゆっくり頷いてくれていた。



でも話し終わったあと、後悔というかなぜ話してしまったのかと言う疑問がでてきた。


それに女なんてどーせ裏切る生き物だし、



この女のどーせいままで女と一緒だよな、



俺の話をどっからか聞いてきたのか。

俺にその話を聞いてきて・・・。

俺がまあ聞かれれば、隠してるわけじゃないから適当に頷いたりすると。



大抵は、私にはわかるよ。とか・・・


辛かったね?だの・・・


同情といった目でみていた。


俺の気持ちなんてわからないくせに・・・。



そんな言葉なんていらない、
どうせこの女の一緒だろう?