「私、死んでもいいよ
もぅ楽しんだから」


「まだ最期の日残ってんじゃん
ちゃんと味わえよ」


「明日もぅしたいコトないから、ダラダラ過ごすー」



あと1日で死神が言ってた7月9日が来る。


そんな死の先行の前日でも、私は呑気に揚々と話していた。


そんな私に、死神は呆れながら笑ってくれていた。