知り合って2日目なんて思えない。 だって、こんなに仲良く話してるんだから。 「そや、お前、名前なんて言うん?」 「優衣」 「優衣か 短い時間、よろしくな」 「うん」 差し出された手は、まるで氷のように冷たくて。 彼は生きていないんじゃないかと勝手に想像してた。