キミと私の1週間 【完】



知り合って2日目なんて思えない。


だって、こんなに仲良く話してるんだから。



「そや、お前、名前なんて言うん?」


「優衣」


「優衣か
短い時間、よろしくな」


「うん」



差し出された手は、まるで氷のように冷たくて。


彼は生きていないんじゃないかと勝手に想像してた。