「ねえ」 「なんだよ」 「もう一回…して」 わたしがそう言うと彼は一瞬目を見開いて笑った。 「随分積極的じゃねえか」 わたしの上に跨がる彼。二回目だからかいきなり挿入してきた。 押し寄せる波 その波にわたしは溺れて、 もう帰ってこれない 「お前も好きだよな」 「ええ、好きよあなたが」 あなたにシャネルなんて似合わない。 ほら、魔法をかけてあげるから。わたしに溺れて。Magic to love。