かたつむりの恋心

「あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのまみむめも……」

「あのなあっ。」

大きい声だったのでナツメがびくっとすると、ちょっと声を落として

「……『なにぬねの』のあとは『はひふへほ』だ」

真面目につっこんだ。

「あ。そっか。」

ナツメも、真面目にこたえた。