かんがえるくちびる





「..............」



沈黙が続く中、
「ゆんー行っちゃうよー」と友人の声がする。

しかし私はもう夢中だった。

そんな事気にも止めずに
彼に見入っていた





私の足は自然と怖いくらいに
彼の方へと引き寄せられていく







切ないメロディー。





彼が作り出した音達は

生きたまま、どこかへ広がっていく





ポタポタ自然に涙がこぼれた。