あたしは大きな花壇を背もたれにして、 地面にちょこんと座った。 それと同時に、 花火の火も派手さを失って どんどん小さく消えていった。 「はぁ……。」 「なんだよ、溜息なんかついて。」 「ファーストキスは好きな人とする予定だった。」 野上くんの質問に なんのためらいもなく応えた。 そうすると野上くんも、 あたしの隣に腰掛けて 花壇に背中を預けた。