よかったね、祐磨...... 「でも...キスはなぁ……。」 あたしより先に ファーストキスなんて、 まぢありえないから。 さっきの場所から少し離れた裏庭で、 あたしたちは野上くんが買ってきた 市販の花火で 静かに盛り上がっていた。 「なんか言った?」 澪があたしの隣に来て聞いてきた。 「いや。あたしでもファーストキスまだなのに~と思って。澪にもこされちゃったよ。」 その言葉を聞くと、 澪は「えっ?」と驚いた。