澪はいつまで放心状態なの。
大体。振られてるんだから
伝えるも何も...。
告れってほうがおかしいでしょう。
「あんた。読解力ないね。ホントに国語93点だったぁ?」
「42点の澪に言われたくないけど。」
今度は死んだ魚か…?
目。開けっ放しですけどー。
ドライアイになるよ。
「ねぇねぇ、野上はさぁ、だって......冗談って言ったんでしょ?」
急に生き返った。
ゾンビかよっ。
「それ、あたしにはイマイチ分かんなくて。」
「簡単じゃん。代わりにあたしが代弁したげるよ。」
あたしはまたはてなマークを浮かべて、
澪の言葉を静かに待った。
澪は息をスーッと吸い込んで、
「『俺はお前を振ったわけじゃない。』」
その言葉が
同時にあがった花火よりも響いた。

