「よかったねぇ、明花。」 「うんうん。」 あたしと澪は 運動場の端っこから打ち上げられる 綺麗すぎる花火の音と画をバックに お喋りをしていた。 「それで、伝えられたの?」 「えっと…あたしは伝えないことにしたの。」 あたしの思いがけない言葉に 澪は口をポッカーンと開けて 持っていたペットボトルを話してしまった。 カラカラカラ―――――――――― ペットボトルが転がる、 切ない音が心にも響いていた。