何が冗談?
わけわかんない。
どんだけ振りまわしてんのよ...
あたしのこと…。
「わかってねーだろお前。」
「うん。」←即答。
明らかにはてなマークを浮かべているあたしに
彼はハァ~とため息をついて。
まぁいっか。で済ませてしまった。
「それより、今日花火やんね?」
「やるっていうか...。見るんじゃないの?」
「ちげーよバカ。こっちの花火。」
『こっち』と言いながら
野上くんは手にぶら下げていたビニール袋から
市販の花火を取り出した。
「浅井とかも誘ってさ。あ...でも真夏がいるからダメだよな。わり...」
「やる。」
「え?」
弘斗なんて今はどうでもいい。
性格悪いかもしれないけどごめん。
今はエゴでも許して下さい。
野上くんに誘われたことが
嬉しすぎるから―――――――

