1粒落ちれば それを追うように 仲間たちが一斉に落ちてくる。 止まれ…止め…。 涙は雨だ。 雨の時って 空も曇ってて暗い。 いま涙を流している あたしの心の中も曇っている。 それに、 最初は弱かったのに... 段々粒も数を増やしていって。 学校でなくのって...久しぶり。 でもよかった。 ここは、今は誰もいない 生徒玄関だから。 それに外も暗いから あたしの姿なんて誰も見えないし。 安心してまた涙が出たあたしの肩に、 後ろから誰かの手が触れた。