そうだ。もう夏か…。
通りで暑苦しい…。
「で。真相を聞かせてもらおうか。」
「う...うん……。」
あたしは
2日前の放課後の出来事を、
そして。野上くんに振られたことを。
白状した。
「そんでさっき、真夏弘斗に、野上に告白したって。言おうとしたんでしょ?」
「そうです...」
「それがバカかって言ったの。」
澪はあたしに視線を合わせることなく、
まだ空に瞳を向けたまま言った。
「あんな公共広場で言ったら、あんたへの恨み半端ないでしょ。」
「恨み?」
「未咲校の名物イケメンワンと付き合い、それを振り切ってイケメンツーに告ったと知られれば
恐ろしいほどに嫌がらせされる。
でしょ?」

