「委員会だったの?」
「まぁ...学級委員だからな。」
すぐ会話は途切れちゃうけど。
なんかくすぐったかった。
久しぶりに聞く
号令以外の声だったから。
そんな声を
聞くだけでドキドキするなんて。
あたしはどんだけ......。
「お前。本当に真夏が好きなの?」
階段を下りる音が、
真っ白い天井に響いた。
「わり。変なこと言って。んなの答え決まってるよな...」
「好きだよ。」
「うん、分かってるって。」
階段を全部降りたところで
野上くんは鼻で笑って、
さびしそうに口角を少し上げた。
メニュー