野上くん……? 「な、に...やってんの?」 前の扉から教室に入ってきた野上くんは、 言葉とは裏腹に、 冷静な目でこちらを見た。 きっとあたしの肩に、 弘斗の腕がおかれていたからだ。 「弘斗…寝ちゃって......。」 「俺......手伝おうか?」 そうして野上くんは 弘斗の身体をおぶって、 あたしと一緒に教室を出た。