あぁー。うっさい、うっさい。
「いくら成績が良くてもな、態度を改めないと!」
「はーい...」
「もっと気力を出せ気力をっ!」
見ての通り。
ただいまお説教中です。
担任のオヤジはまぢうるさい。
てか一言一言、
力こめすぎだっつーの。
普通人間だったら
年をとったら心が広くなるもんだけど。
「あのー。もう授業始まるんで、教室戻っていいっすか?」
あたしの隣に居る弘斗は、
特になにも恐れることなく言葉を発した。
「んー......。まぁいい。次はないと思え。」
眉間にしわを寄せたオヤジを背に、
あたしたちは職員室を後にした。

