「チョー楽しかった~ね?」
「あ、う...うん...。」
弘斗はあたしの問いかけに
自分の首元を押さえながら答えた。
「もしかして弘斗...絶叫系苦手?」
あたしが笑いながら尋ねると、
弘斗は歯を食いしばって
コクンとうなずいた。
「ごめんね。なんか無理やり...」
「そんなんどってことねーよ。」
弘斗はちょっとムキになって、
あたしの手をつかんだ。
「え?」
「ずっと手つないでたら、許してやる。」
少しずつ沈む夕日に、
あたしたちの影は映った。
ちょっと鼓動が高くなって、
だんだん自信が出てきた。
弘斗を...好きになれる。
という自信が。

